2012/04/01
日本建築士会連合会賞入賞作品
日本建築士会連合会では優れた建築作品の設計者として建築士会会員を表彰するために昭和61年に日本建築士会連合会賞を制定し,本会主催による建築士会全国大会において例年表彰を行って参りました。
審査上の主旨としては,従来に変わらずメディア界の飛びつくような新奇性よりは,優れた設計主旨によって地域と真実性に根ざした健実で心温まるような好ましい建築の姿を尊重してまいります。従って審査では,工事費や規模の大小を注目するものではなく,庶民のための小建築や住宅の類も同格に重視いたします。 さらに、先端技術に限らず低コストでの開発による有用性、更には伝統技術の再発見やその応用姿勢にも目を向けます。 このように視野を広め,多様な分野の中から最も優れた美しい建築を適切に配分して選出いたします。 なお、従来より、審査では応募が比較的多彩な様相となるため,受賞者を一つに絞ることなく,5点程度の優秀賞と数点の奨励賞とに設定しています。表彰は設計者のほかに,優れた建築物は三位一体化からとする視点から受賞作品に関わる建築主と工事施工者をもあわせ顕彰する点も本賞の特色です。 この催しによって,本会員と建築作品の持つ社会的,文化的,総合的評価が高められることを確信いたします。 日本建築士会連合会賞入賞作品(日本建築士会連合会) |
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